2はない。アダルトゲームの聖地を見に、一人で西東京まで散歩に行った。『猫撫ディストーション』の舞台となった「西東京いこいの森公園」は思っていたよりこぢんまりとしていたし、賑わってもいた。

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着いたのは15時頃。訪れたのが正月明けということもあってか凧揚げをする子供やウォーキング中の老人も多い。

作中では人気が少なく、まるで主人公しか存在しないかのように描かれていたため人の多さに面食らったが、それが逆に物語のテーマ、観るということの性質と力を再び感じさせてきてよかった。公共空間や世間を無化する膜、引きこもりの懐かしい肌触り。

園内はぱっと見THE・聖地といった感じでこそないものの、作品に出てきたモチーフがあったりでしみじみ。要石とか、

水場とか、木とか。冬は葉が落ちすぎているので初秋、初夏とかに来たらいい感じかもしれない。奥には森もあったし、ベンチも多かったし、いいところだった。

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帰りは田無駅まで歩いたら、右手に鉄塔が見えた。残り二本も探せばあるのかも。

田無駅とつながっている商業施設はクアレっぽくてよかった。建物の中も"まさに"と言った雰囲気で、家電屋もリサイクルショップもあった。ブックオフで『Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス』が安く売っていたので買って、家に帰った。そのうち読むかもしれないし、放置するかもしれない。