週報：MMOでだけ触れられる魂の部分
今週は最後に『絶対女王にゃーさま』の話もします。しません。
無理に逆らうべきではない
金曜まで這々の体で風邪気味のまま労働し続けた結果、今も無事体調が悪いです。鼻腔を通る空気が風邪の感じを帯びていて……
周りを見ればビルのエレベーターにいる人間の3割位が咳をしていたりしてウィルスがフィーバーしている様子。皆さんもどうやら”だましだまし生活集団公社”の仲間みたいですね。
金曜日などは疲れすぎていて、ひらがなでしかモノを考えられなくてすごかったです。ふにゃふにゃ。萌えキャラならいいよ？でもさあ、30近いおっさんなんだよね。
風邪をひいたときは対症療法なんかせず大人しく熱を出して免疫に仕事させる方が良いのかもしれません。
今週の良かったこと
卵焼き器とステンレスの計量カップを買いました。良かった。
可愛くていい感じです。フライパンでやるより100倍楽で早い。計量カップは卵溶いたりとか色々使えるし洗いやすいです。キッチン関係のものは一度買うと10年単位で使う事もままあるので気に入ったのを買うことにしました。お金ないのにね。おかしいね。笑うな。
あとニチレイの冷凍チキンナゲットがすごいです。下手な冷凍からあげより鶏肉の美味しい部分が味わえます。良すぎてここ1週間のお弁当は卵焼きときんぴらごぼうとチキンナゲット、それと味噌汁ばかりです。誰かお嫁さんにもらってくれませんか？だいぶ困ってます。
オ゛、MapleRoyals。
ケンタのアドバイス（ペットの移動速度を上げるクエスト）はまだ終わってません。
さて、やっていきますか…。いうても残り一つ。すぐでしょう。
……
でないねえ～（せるふちゃんは関係ありませんが…）
不思議とそんなに辛くない。闘いはずっと続く。
そんでふと思い出したわけ
自分が小坊だった頃、同じギルドに入っていたおっちゃんのことを。
20後半か、会話のテンションがかなり違ったところからあるいは30代以上だったかもしれないその人は、日々効率や最新情報を追いかけていた大多数のプレイヤーを尻目に、寡黙に、しかし適当にMapleStoryを遊んでいました。変な人でした。
ログインは不定期でチャットは控えめ。目標も特に無さげですぐに飽きてキャラを変えますが、しかし決して辞めることはなく淡々と狩りはしている様子。何故かアバターを付けずオウルアイ。メルや装備、効率は気にしないのに気まぐれにガチャは回し、しかし「管理が面倒だから」という理由で私に販売（露天）を任せ、「適当に中抜きをしてもいい」と宣うレベルの適当・変人さでした。
音信不通となるまで計3年以上の付き合いがありましたが、あの人が4次転職するところは結局見れずじまいでした。そんなプレイスタイルをかつては理解できかねていましたが、いまではなんだかわかる気がします。
ゲームを通して他人や競争に発散する先を見いだすでもなく、昨日の自分と必死に戦うでもなく、ただ眼の前にある世界をなんとはなしにつついたり、流されてみたり。今日は何をしようか…。ただそれだけ。
私はなんとなくその人のことを気に入っていて、会えなくなったことを残念に思っていましたが、世界を呪わずに在ることが出来るようなその適当さに惹かれていたのかもしれません。
……今もご健在でしょうか。口数少なな中で伺ったところによると介護関係に従事されているということでしたが、今は何をされているのでしょうか。もう会うこともないのでしょうが……しかし何より生き方のようなものは影響を受けたような気がするなあと思わざるを得ず、勝手に感謝をしています。会えて良かったです。